ニューベリーサウンド ボイトレ紹介
Q :「喉を開けて」と言われますが、発声時に声帯は開いているのですか?
発声時には、声帯は閉まっています。(「1分でいい声になる/小泉誠司著 自由国民社刊」より)
声帯の仕事は、①声を出すこと、②息を通すこと
①の声を出す時には声帯は閉じています。
②の息を通す時には声帯は開いています。
メンタルの部分での「喉を開けて」をそのまま、あなたの声帯に命令すると、声帯はパニックを起こしてしまいます。レッスンでは医学的見地に基づき、正しい声帯に正しい動きをして貰えるように、具体的かつ効果的なメソッドをご指導いたします。
Q : 歌う時に腹筋に力を入れた方が良いのでしょうか?
腹筋に力を入れると逆効果です。(「1分でいい声になる/小泉誠司著 自由国民社刊」より)
声を出す時には、肺や横隔膜は自然に上に上がります。犬が吠える時、人が笑う時、泣く時も肺や横隔膜は上に上がります。この時に腹筋に力を入れてしまうと、肺や横隔膜が上に上がろうとする自然な動きを妨げてしまい、自然な発声が出来なくなってしまいます。レッスンでは腹筋の力を抜いて自然な発声ができるように、誰でも簡単にできるメソッド(アゲアゲ運動)やカリキュラムで指導いたします。
Q :「グルーヴを感じろ、ウラを感じろ」と良く言われますが、具体的な説明を受けたり効果的な練習法を教えて貰った事がなく困っています。
→リズムは「点」、グルーヴは「円」(「すぐに歌がうまくなる新常識/小泉誠司著 リットーミュージック刊」より)
私は「ウラ」とは表の対極にある「点」ではなく、「表ではない全ての部分」だと思っています。子供の頃、縄の両方の端を人が持って廻して、ひとりづつ回っている縄に入ってピョンピョン飛んで遊ぶ縄跳びをした事があると思いますが...
ここでもしロボットが両端を持って正確なテンポで廻している縄に、ロボットなら毎回が完全に決まったタイミングで入っていける筈です。でも人間は?おそらくロボットの様に完璧に同じタイミングでは入れない筈です。この場合、人間は正確無比なロボットやコンピューターには勝てません。
では、ここでひとつの縄跳びのルールを作りたいと思います。縄が3回転している間だけ縄の中にいて、3回転後には縄から出る、そして出来るだけ長く縄の中にいた人が勝者になるというというルールを作るとします。どうやったら勝者になれるでしょう?
単純に考えると、出来るだけ早いタイミング(ロボットより早いタイミング)で縄に入って出来るだけ遅いタイミング(ロボットより後のタイミング)まで粘って縄から出る...だと思います。このルールなら先程のジャストのタイミングで縄の中に入る様にプログラミングされたロボットに勝てる筈です。
今度は逆に、出来るだけ短く縄の中にいた人が勝者になるという、というルールだとしたら...
出来るだけ遅いタイミング(ロボットより遅いタイミング)で縄に入って
出来るだけ早いタイミング(ロボットより早いタイミング)で縄から出る...だと思います。
このルールなら先程のジャストのタイミングのロボットに勝てる筈です。
このゲームの場合、ロボットのタイミングがリズムです。いわゆる「ジャスト」のタイミングです。それに対し、上記の人間が行った事がグルーヴになります。ただ、縄に引っかかってはダメです。その時点でゲームオーバー、すなわちリズムから外れたという事になります。グルーヴとは、この縄跳びのロボットの様に、ピンポイントを狙う、のではなく、
例えば出来るだけ長い時間縄の中にいる、または短い時間縄の中にいる...そんな価値観での遊びの様なものだと思います。ヒントにして頂ければ幸いです。
Q : テレビ東京【○○式って効くの? 歌ヘタが3時間で…激変!?】を観たのですがどうやったら音程を安定させる事が出来るのでしょうか?
魔法の時短練習「コイズミメソッド」で解決できます。(「すぐに歌がうまくなる新常識/小泉誠司著 リットーミュージック刊」より)
音程が取れない原因は様々ですが、実は「音程」にことを意識しすぎる事は返って逆効果になります。高音を出す、ニュアンスを出せるようにする、滑舌の改善...全てにおいて大事なことは「リズム」です。誰でも簡単にできる「コイズミメソッド」でリズムを修正&強化すると、驚くほど短期間で音程の改善もできるようになります。事実テレビ東京「◯◯式って効くの?」でも、小林恵美さんの音程をたった3時間で改善しました。是非音程の問題から解放されてノビノビ歌って頂きたいと思います。
ボイトレーニングを受けたばっかりに「お勉強の様な話し方」「うまいだけの歌」になってしまった
....せっかく受講して頂くからには、いわゆる「ボイトレを受けました」という様な「おきまりの滑舌」や「おきまりの発声」はやって頂きません!「本番」「現場」を想定した実践的なメソッドを使用します。
滑舌練習、発声練習に明け暮れるレッスン。
カラオケと一緒に歌うだけ、スケール練習のみのレッスン。(歌唱レッスンの場合)
(「カラオケで歌うだけのレッスン」「スケール練習だけのレッスン」をやらない理由)
通い続けなければ効果が出ないレッスン。
(プロのボイストレーナーはその場で声を出せる事が出来ます。)
一度に多くの生徒さんと同時に受講しなければならないレッスン。
(個別レッスンは完全マンツーマンで行ないます。)
腹式呼吸について理論詰めにするレッスン。
見学者や第3者が入れかわり立ちかわりするレッスン。
根本的な問題解決をせずに表面上の問題の応急処置だけを行なうレッスン。
(EX.音程ピッチが不安定な場合、発声法そのものに問題がある事が
多いにもかかわらずその表面上の音程の狂いにだけにこだわるレッスン。)
オリジナリティー、個性をつぶすレッスン。
(「うまさ」を追求して、その「うまさ」を手に入れる事が出来たとしても
誰かがあなたの歌を「きらい」「へた」と言ったり思ったりしたら、
それはどうしようもありません。その人がそう感じたのですから
....いくらあなたが努力しても第三者の主観を変える事は難しいです。
それに比べれば例えば「誰よりも大きな声」「大きな声量」を身につける事
は自分の努力で出来る事で第三者の主観を変える事よりもずっと簡単で気持ちいいものです。
なぜならば「あなたの本当の声」で評価されるのですから。)
声、歌、音楽をボイストレーニングの教室内だけでの枠組みで行なうレッスン。
(スピーチ、歌、音楽は本来講演、ライブ等大勢の人々の前で行うもの、...
であって狭い教室内で「ああでもない、こうでもない」と神経質に
語るものではありません。)
Newberrysoundでは生徒さんのオリジナリティ、イメージを尊重いたします。
無理に生徒さんに「こうしよう、ああしよう」と強制する事はありません。
目標、問題点について「その問題点を解決するにはこういう練習、
取り組み方がありますが、どうですか?」とひとつひとつ生徒さん
と確認しながらレッスンをすすめていきます。
「声を出すこと」は難しいものではありません。とてもシンプルなものです。
とてもシンプルな自己表現なのです。
「本当の声」をひとりでも多くマスター、本来の力を発揮して頂きたいのです。
Newberrysoundは通い続けて頂くためのスクールではありません。
プロと同じレッスンをプロを目指す人もしくはしっかりした目標
を持った人のために行っています。
いっしょに頑張りましょう。
「何かをやろう、やりたい」と考えている人は多くいますが
実際にやり始める事が出来る人は何人いるか...
やらなければ、やり始めなければ、何も始まらないのです。
やらないと奇跡的に何かを成し遂げられる事は出来ないのです。
言い換えれば「やった人」でしか成功することは出来ないのです。
あなた自身の決心、決意を信じるべきです。
大事な事は「なにがなんでもやってやる」
というようなピュアな気持ちを持つ事です。
その気持ちがあれば仮りに不安が あったとしても
かならず成功を納める事が出来ると信じています。
レッスンを始めるにあたってのその人の肩書き、
年令には興味はありません。
大事な事はそこからどれだけ1週間1週間で
伸びていけるかどうか、です。
NEWBERRYSOUNDではレッスンの中で受講される方の
お持ちの夢、不安、問題点、などいっしょに取り組んでいます。
「いかにうまく話すか、歌うか」というより「いかに大きく話すか、歌うか」
....これがNewberrysoundのレッスンの基本方針です。
チースボイストレーナー
小泉誠司/Sage Koizumi